デュアルタイム・レゾナンス : Armin Stormの “マスターピース1”

Armin Strom(アーミン・シュトローム)のDual Time Resonance(デュアルタイム・レゾナンス)は、2つの完全に独立したデュアルタイム・インディケーションの実用性と、共振(レゾナンス)する2つの独立したムーブメントによる精度の向上ということを兼ね備えた傑作モデルです。このモデルはArmin Stromの卓越した技術力と芸術性をハイライトした、ブランドのフラッグシップともいうべき新しいマスターピース・コレクションです。

Masterpiece 1 Dual Time Resonance(マスターピース1 デュアルタイム・レゾナンス)は、レゾナンスということにスポットを当てています。特徴のある楕円形のケースに配列され、Armin Strom社のパテントである「レゾナンス・クラッチ・スプリング」により連結された2つの独立したムーブメントが2つのリズムを刻みます。

レゾナンス・クラッチ・スプリングは、Armin Stromが考える「レゾナンス」を語るためのキーであり、3年間の集中的な研究開発の末、誕生しました。ただ単にひとつのムーブメントではなく、2つの独立したムーブメントは、2つの異なるタイムゾーンを表示します。

Armin Strom社のテクニカル・ディレクターであるClaude Greisler(クロード・グライスラー)は、「レゾナンス・クラッチ・スプリングを開発するにあたっての計算、その検証に要した年数を考えると、永久カレンダーやトゥールビヨンを開発するほうがより簡単だったでしょう。なぜなら、それが未知の領域だったからです。」と説明しています。

Dual Time Resonanceの独立した2つのムーブメントは、GMTあるいはセカンドタイムゾーン、あるいはタイマーやカウントダウン機能の役割を果たします。ハンド・ギョーシェが施されたそれぞれのダイアルには、パワーリザーブ・インディケーター、6時位置には24時間表示が配置されています。

シンクロする一対のオシレーターを持つウォッチやクロックのムーブメントによる共振は、それぞれのムーブメントの精度のわずかな差異を平均化することによって精度を改善し、腕時計では、ショックによる精度への悪影響を最小限に抑えることは、長い間知られていました。またあまり知られてはいないことですが、レゾナンスはエネルギーを節約することができます。通常、レギュレーターのサポートを介して失われるエネルギーは、このシステム内で保存されます。

Armin Stromのラボでの試験にて、共振状態にセットされたCOSCクロノメーター級に調整された2つのムーブメントについて15~20%の精度の向上が確認されました。

「フォルムは機能に従う」- これは、まさしくこのモデルのことを表しています。垂直ではなく並行にセットされた2つのムーブメントを収容するケースは、必然的に楕円形となります。一方この仕様により増加したスペースは、ふたつの香箱を備え、ロング・パワーリザーブを有する2つのムーブメントを配置することを可能としました。ケースバックを通して、合計4つの香箱が同時に巻き上げられる様は、ダイアル側のデュアル・レギュレーターが醸し出すバレエのような動きと同様魅力的です。

Armin StormのMasterpiece 1 Dualtime Resonanceは、グレード5のチタニウム製で8本の限定生産です。